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ヴィレッジ THE VILLAGE

  • 公開:2004年
  • 評価:★★★★
  • 脚本・監督:M・ナイト・シャマラン
  • ホアキン・フェニックス、シガニー・ウィーヴァー、ウィリアム・ハート、ブライス・ダラス・ハワード

ヴィレッジDVD

『シックスセンス』ではすっかり騙されてしまった僕だが、彼が手掛ける作品の多くが、巷間言われているようなミステリーホラーというジャンルではないという事を改めて再認識させられた。どこからかネタを頂戴したようなストーリーなどが、とかく不評のM.ナイト・シャマラン監督だが──この映画もあちこちで元ネタの『恐怖の獣人』のストーリーが暴露されているし、町山智浩アメリカ日記でも酷評されていた──、自分の作品にヒッチコックよろしくワンシーン出演するのはいい加減やめた方がいい。個人的にはそれほど酷評する程ではないと感じるのだが、ハリウッドではかなり評判が悪いとも聞く。映画が好きな人から見れば酷い出来なのだろうなあ。

元ネタの映画は機会があれば是非見てみたい気がする。ただ、彼の悪い所は、パクリと言われている元ネタの映画を見た事がないと言い張っている事。『アンブレイカブル』にせよ、『シックスセンス』にしろ、映像だけでなくストーリーを聞いただけで、盗作?と思われかねないのに、全ては自分のアイデアであると主張して譲らないのは果たして人間としてどうだろうか?

いかにもホラー映画を彷佛とさせるような大仰な導入部とは裏腹に、それほど深い謎がある訳でもなく、ハリソン・フォードが主演した『刑事ジョン・ブック目撃者』(僕が映画館で見た数少ない映画の一つ)のように、小さなコミュニティを舞台に物語は描かれる。頭が悪い僕には、何とも理解不能な描写も多くて、腑に落ちない点が多々あったのだが、映画の途中からは、ストーリーよりも、盲目のヒロインを演じた、ブライス・ダラス・ハワードに視線が集中していたので(^^;)、様々な破綻は特に気にならずに鑑賞出来た(^^;)。ただ、あのホラー映画を思わせるようなインチキな予告編はどうかと思うが。

ホアキン・フェニックスのキャラが弱いとか、”リアル赤ずきんちゃん”のシーンが良かったとか、結局最後はどうなったんだよとか、いろいろな妄想や想像がネットを多少賑わしたようだが、脚本に結構穴があって、辻褄があわない事が沢山あるんだよね。あと、知的障碍者を演じると名優エイドリアン・ブロディといえども、ああいった感じになってしまうのは、仕方ない事だろう。アイヴィーの父親がああいった選択をせざるを得ないのは、最後まで鑑賞すればわるのだが、ちょっと設定に無理があるのはご愛嬌か。飛行機が飛んだらどうするんだよ、と町山智浩氏は言っていたけれど(^^;)。

そんな苦言はさておき、きっとこの映画のDVDが出たら買ってしまうだろう。イヤだってね、ブライス・ダラス・ハワードって可愛いのよ(まただよ、とか言われそうだが(^^;))。実は、映画監督のロン・ハワードの娘さんであるという事を、鑑賞後に知って、ビックリしたのだが、今後が非常に期待出来る女優さんだなと思う。

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