- April 02 ,2008 18:52:38
- movie
- 公開:2007年
- 評価:★★☆
- 脚本・監督:行定勲
- 出演者:神木隆之介、大後寿々花、ささの友間、小日向文世、三浦友和、鈴木砂羽、石橋蓮司
行定監督曰く「何かを信じられなくなった時にパワーをくれる映画を作りたかった」と。一言言ってもいいですか?
お前が信じられるかあ!
子供の心を持ち続けようとしている大人なんて、愚かな大人が作り出した幻想であり、所謂”ピーターパン症候群”であって、大人になることを拒否して、現実から逃げているだけだ。何がノスタルジックだ。何がファンタジーだよ。こんな中途半端な映画なんか作るから、日本映画の将来が悲観されるんじゃないか。あんた、仮にも将来を嘱望されている監督なんだろう。
いや、実に参った。あまりにも低劣な作りにだ。恐らく劇場に見に行ったら、寝ていたかもしれない。あまりに退屈で、早送りしながら見てしまったよ。僕の好きな俳優さんが沢山出ているのにも関わらず、ゆっくりその芝居に酔うことも出来なかった。神木隆之介と大後寿々花嬢のために撮った映画なのだろうが、彼らの芝居は確かに良かった。可哀想なことに脚本がグダグダだったけれど。あと、大後寿々花嬢の微妙な衣装とか髪型は、敢えて女を意識させないよう子供と捉えるためにした所業なのだろうか。あと、理解不能で下品な下ネタは勘弁して欲しい。
率直に言って、神木隆之介と大後寿々花嬢以外は何も見るものがない作品。ただ時間が長いだけで無意味なストーリー構成、意味の分からない出演者が沢山いて、実に内容も中途半端な映画だ。構想7年というが、7年も構想にかけてこの程度じゃ、映画監督としての資質を今後問われかねないんじゃないだろうか。因にネットでは”過去最高の日本映画”とか言ってた人もいるが、何をどう見ればこの程度の作品が最高になるのか、精神構造を覗いてみたいものだ。ファンタジーならファンタジーで構わないから、キチンと映画として成り立つ作品を作って欲しいよね。
何が作りたかったのかよくわからないのは、僕がおかしいのか。最初は、DVDを購入しようと思っていたのだが、買いそびれて、レンタルで済ましてしまった。しかし、最近のレンタルDVDは最悪。他の映画の予告編とか見ないと、メニューに行くことが出来ないという愚かな仕組みが実に多いこと。かつて、レンタルビデオでそれに懲りたはずなのに、メーカーもわからないかなあ。DVDの利点が全く生かされていない。予告編を見て、DVDを借りようとは思わないけれど。
子供達が奇跡を起こそうとか行ってた結末は、どこかで見た予告編で流れていたんだけれど、映画会社の人間って、作品を鑑賞しないのか?あれじゃ、公開ネタバラシで、肝心のオチをそこで見せて何になるよ。
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