- September 25,2008 23:43:58JST
- drama
- 公開:1995年
- 評価:★★★★☆
- 出演者:織田裕二、鶴田真由、段田安則、室井滋、井上順、谷啓
- 脚本:戸田山雅司(1〜4,6〜10)、青柳裕美子(4)、旭井 寧(3)、田辺 満(5)
- 演出:若松節朗(1,2,5,6,9,10)、石坂江理子(3,4,7,8)
名作と言われながらも、視聴率が関東地方で伸び悩んだ事や、プロデューサーがわいせつ行為で逮捕されるという不祥事などが原因で、DVDはおろかビデオ化もされていなかった「正義は勝つ」がようやくソフト化の日の目を見た。リアルタイムで視聴してはいたが、地上波では再放映すらなかったので、その後視聴する機会がなかった。何年か前にスカパー!で放映された時に運良く録画したのだが、録画したDVDレコーダーが故障してデータが消えてしまった事もあって、ソフト化を待ち望んでいた。
織田裕二を筆頭に、結構芸達者な役者が多数出演していて、脚本も丁寧に作られており、非常に見応えがあるドラマだ。舞台の横浜も、ドラマの雰囲気に非常によく合っていて、住んでみたいと思わせる興味深い街を映し出している。ただ、個人的に松崎しげるに対して、どうしても嫌悪感が先立ってしまうのでそれがマイナス要因なのだが。
ただ、無条件に手放しで評価出来るという訳ではなく、リアルタイムで視聴していた時から、大きな違和感がある場面や設定が多々あって、それが満点評価ではない理由だ。
- 裁判所のセットがアメリカの法廷映画そのまま
- 法律監修をしている弁護士がいるのに脚本に生かされていない
- 放映回数が10回と少ないため、強引に詰め込んだ設定も目立つ
1番目の裁判所のセットについて、日本の法廷だと原告と被告が対面式になっていて、傍聴席が後部というのが一般的な作りだと思うが、完全にアメリカの法廷映画の裁判所みたいだ。イメージで言うと、トム・クルーズが主演の「A Few Good Men」みたいな感じ。判事の名前が英語表記だったり、日本では存在しない木槌を叩いて裁判が開廷してみたり、判事が一人しかいなかったり、アメリカの法廷映画そのままなので、そこに非常に大きな違和感を覚える。
2番目の法律監修の件で、別にテレビ独自の法律解釈をするなとは言わないが、折角の法廷ドラマなのに、リアリティが欠落している。実際の裁判みたいに地味な展開にしてしまうと、ドラマとして成り立たないのかもしれないが、もうちょっと工夫が欲しかった。
余計な回想シーンがあったり、前回の映像が流れたりとか、ドラマの流れを阻害しかねない展開なのに、終盤がやけにあっけなく終わってしまうのが納得行かない(^^;)。
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